女性なら誰もが毎日欠かさず着用しているもの…それが美バストを守る役割を持つ「ブラジャー」です。
そんな当たり前につけるものだからこそ、ブラジャーの機能を長持ちさせるためのお手入れはとても大切なことです。
しかし、実際のところ正しい洗濯方法を行っている女性はごくわずか。
ブラジャーの劣化に気付かずに着用していると、バストのボリュームダウン、さらには下垂れや離れ乳へと繋がってしまいます。
今回は美バストを守るための基本中の基本ともいえる「ブラジャーの洗濯方法」をご紹介!ぜひこの機会に自分の洗い方や干し方が正しくできていたのか、見直してみて下さいね。
ブラジャーの洗濯方法は手洗い?それとも洗濯機?
みなさんは、どのようにしてブラジャーを洗濯していますか?
バストアップ美学編集部で「ブラジャーの洗濯方法について」のアンケートを実施したところ、
●洗濯機通常コース…80%
●洗濯機ソフト洗い、ランジェリーコース…13%
●手洗い…7%
という結果が得られました。
この結果からすると「少しでも洗う手間を省きたい!」と感じる女性が多いことなのでしょうか、ブラジャーを洗濯機で洗っているという人が9割以上を占めています。
最近の洗濯機の高機能化にともなって、多くの人がブラジャーを機械的に洗い上げているようです。忙しい毎日を送る女性にとっては救世主のような存在でもありますよね。
一方で本来のブラジャーの洗い方として最良の方法とされている「手洗い」はごく少数派となりました。
何と言っても通常コースの人が全体の8割ですから、もはやブラジャーを洗濯機で洗うのは、ごく一般的な方法となっているのではないかという気がします。
洗濯表示マークをチェック!ブラジャーの基本的な洗い方
ブラジャーを含む衣類全般には、それぞれに適した洗濯方法がマークとして記載されています。みなさんご存じのように、洗濯表示マークとは衣類のうらがわに付いているタグに記載されているマークのこと。
これが「大切なブラジャー」を長く綺麗に着用しつずけるために欠かせないポイントとなるのです。
では、実際にブラジャーに付いているタグには、どのような洗濯表示マークが付いているのでしょうか?
ブラジャーのタグに付いている洗濯表示マークは「手洗いマーク」
今ご自分が着用されているブラジャー、もしくはお手持ちのブラジャーのタグを見てみてください。ほとんどのブラジャーの洗濯表示マークは「手洗い」のマークが付いているかと思います。
そう、ブラジャーは生地の素材や種類に関係なく、「手洗い」で丁寧に洗うことが基本となるのです。
手洗いマークの中に記載されている数字は、洗うときに使用する水の温度です。
つまり、この上記のマークの場合だと「30℃の水温で手洗いできる」という意味となるのですね。
手洗いマーク表示=洗濯機で洗うのはNG!
手洗い表示がされていても、洗濯機の弱流水コースで洗うのは良い!と思っている女性も多いかもしれません。しかし、この手洗いマークは洗濯機を使用することはできないという意味でもあるのです。
以下のような問題が起きてしまうとブラジャー本来の機能性がなくなり、ブラジャーを着けている意味さえもないといっても過言ではありません。
● カップやワイヤーの変形
● アンダーのゴムが伸びる
● 生地が劣化する・レースがほつれてくる
バストを守るためにいくつものパーツを接ぎ合わせて作られているブラジャーは、衣類の中でも特に繊細です。
これまでブラジャーを洗濯機で洗っていたという方は、もっと長く美しく着用できるはずだったブラジャーの寿命を早まらせてしまっていたかもしれません。
また寿命がすぎたブラジャーを着用していると、バストの形崩れやボリュームダウン、老け胸への進行も早まってしまうことが考えられるので注意しておきましょう。
ブラジャーの寿命についてはこちらの記事→そのブラジャー寿命じゃない?老け胸になる前に買い替えのサインを見逃さないでで紹介しています。
他の衣類に比べてデリケートなブラジャーは、その分寿命も短いのです。
お気に入りのブラジャー、そして女性のシンボルともいえるバストの形を守るブラジャーを長持ちさせるためには、丁寧に洗濯していくことが大切なのですよ!
ブラジャーは「手洗い」がベスト!優しく丁寧に洗うことが大切
ブラジャーはとてもデリケートなものですから、その生地やレースを傷めないようにするためにも、やはり洗濯の方法は手洗いがおすすめです。
以下に、ブラジャーを手洗いで洗濯する場合の手順とコツについて紹介していきたいと思います。
ブラジャーを手洗いするときの手順
①洗面器にぬるま湯を入れ、そのなかに中性洗剤を少量溶かします。このとき使う洗剤はおしゃれ着用のものにしてください。
②そこにブラジャーをひたして、押し洗いしていきます。特によごれが気になる箇所については、やさしく揉み洗いをします。
④その後は流水を使い、振り洗いしてすすいでいきます。
⑤すすぎ終わったらブラジャーを取り出し、バスタオルで包んで水分を取っていきましょう。
手洗いのコツ
手洗いでブラジャーを洗濯するときは、振り洗いと押し洗いで行うのが基本です。
そして押し洗いをするときは手のひらで、やさしく包みこむように押して洗うように心がけましょう。
ブラジャーを手洗いするときにぬるま湯(30℃)が推薦されている理由は、付着した皮脂などのよごれを落とすためです。
反対に水温が高すぎると、ブラジャーの生地をボロボロにしてしまったり、色あせしてしまうこともあるので、洗濯表示マークに記載されている適度な温度で洗っていくことが重要なポイントです。
でも、ブラジャーを1日着用しただけで、毎回手洗いでお洗濯するのはちょっと大変かも…。
それが原因でバストにニキビができたり、バストトップが黒ずんだり、様々な肌トラブルを起こしてしまうことも!
1日着用したらその度に洗濯して、清潔にしておくことが必要です。
ただ毎日ブラジャーを手洗いで洗濯することが難しい女性も多いでしょう。そんな人のために、洗濯機でも長持ちさせるためのコツを次にご紹介していきますよ♪
でもやっぱり楽したい!洗濯機でもブラジャーを長持ちさせるためのコツは?
これまでブラジャーを手洗いするときの手順とコツについてご紹介してきましたが、「いくら大切なブラジャーのためとはいっても洗濯機で簡単に洗いたい!」という女性も多いのではないでしょうか。
実際にブラジャーを洗濯機で洗っている人が多数派となっていることからも、手洗いで毎日丁寧に洗うことは難しいと感じている方も多いはず。
そこで、仕事や育児など忙しい毎日を送る女性の救世主となってくれるのが「洗濯機」です。ここでは洗濯機を使ってもブラジャーをできるだけ長持ちさせるためのコツについて説明していきたいと思います。
ソフト洗いなどの弱流水のコースで洗濯する
最近の洗濯機は洗濯物をやさしく洗い上げる機能が充実しているので、ブラジャーのようなデリケートな下着でも無理なく洗えます。
特に「ドライ(手洗い)コース」では、弱めの水流で洗うことができるのでブラジャーを傷めたり、縮ませてしまう心配も少なくて済むでしょう。
ごく一部のブラジャーには、手洗いマークではなく、上記の「洗濯機弱流水コース」が記載されている場合もあります。
これは手洗いではなくても洗濯機を使用することができるという意味になりますが、他の洗濯ものと一緒に洗うのはNG!
強流水コースで洗う衣類の汚れが落ちないのはもちろん、ブラジャーとのこすれや絡まりを避けるためでもあります。
ブラジャー専用の洗濯ネットは必須
ブラジャーを洗うとき、ブラジャー専用の洗濯ネットはまさに必須アイテムです。
もし最適なおしゃれ着用洗剤で洗ったとしても、ブラジャーを洗濯ネットに入れなかったら、洗濯機の中でブラジャー同士がからまったり、生地が傷んでしまう恐れがあります。
ブラジャーはとても複雑な構造の下着ですので、機能性を残したまま長く着用するためには洗濯ネットが欠かせません。
ブラジャーを専用の洗濯ネットに入れる際には、ブラジャーをまん中から二つに折って、両方のカップを重ねるようにしましょう。
また、このときはブラジャーのホックを留めておくようにしてください。ブラジャーの形崩れを防ぐことができます。
色あせや形崩れを防ぐためにおしゃれ着用洗剤で洗おう!
先ほども触れましたが、ブラジャーにはおしゃれ着用洗剤を使うのが基本です。
そうすることで、たとえ洗濯機を「ドライ(手洗い)コース」といった弱流水洗浄に設定したとしても、ブラジャーについたよごれやにおいをしっかりと洗い落とすことができます。
洗濯時の摩擦によるダメージを解消してくれますので、多くの女性にとってブラジャーを洗濯するときの悩みの種となっている色あせや型崩れを防ぐことができます。
中でもブラジャー専用のおしゃれ着用洗剤がおすすめ!
柔軟剤を使用しないブラジャー専用のおしゃれ着用洗剤は、洗濯した後のブラジャーが伸びてしまったり、よれてしまう心配がなくなります。
ブラジャー本来の機能性を活かすには、ブラジャー専用のおしゃれ着用洗剤が必須ともいえますね。
平均1万円前後のブラジャーを頻繁に買い替えなければいけない…と考えると、お安いごようね!
長い目でみると、コスパ的にもGOOD♡
ブラジャー専用のおすすめの洗濯洗剤
ブラデリスニューヨーク / ランジェリーソープ
黄ばみやすいブラジャーの汚れも綺麗に落とす!ブラジャーのための洗濯洗剤
育乳・補正ブラの有名下着ブランドとして知られる「ブラデリスニューヨーク」から発売されている洗濯洗剤の特徴は、柔軟剤が使用されていないことです。
特にバストの形を綺麗に補正する効果、脇や背中についたお肉をバストに寄せ集める効果が見込めるブラデリスニューヨークのブラジャーは、補正力が重要なポイント!
柔軟剤を使用しないことで、そのこだわり抜かれた補正力を弱めることなく、洗濯することができるのです。
さらに、お肌にもブラジャーにも優しい天然成分(重曹・クレン酸)が使用されているのにも関わらず、黄ばみや汚れを落とす洗浄力はピカイチ◎
手洗いや洗濯機を使用しなくても、つけ置き5分で簡単に洗濯できるのもおすすめの理由です。
10g(旅行用・約2~4回):108円(税込)
150g(約30回~60回):756円(税込)
450g(約90回~180回):1,944円(税込)
1kg (約200回~400回):3,780円(税込)
ただしブラジャーを乾燥機にかけるのは絶対にダメ!正しい干し方とは
時間に余裕のないときや寒い時期、あるいは梅雨時にはとても重宝する乾燥機ですが、伸縮性のある生地で作られたブラジャーには大ダメージとなっていまいます。
みなさんご存知のように、乾燥機には”衣類を素早く回転させて水分を飛ばす”という特徴があります。そこにブラジャーを入れる訳ですから、確実に型崩れしてしまうのが想像できますよね。
正しくは「フロントの中央部分をハンガーに留める」。
これがブラジャーの正しい干し方となります。
また、洗濯表示マークを見ても分かるように、ブラジャーは日陰で干すことが一般的です。色あせを防ぐために直射日光が当たらない陰干しすることを心がけてください。
ブラジャーの寿命は1年!長持ちさせてコスパ良く使おう
以上、ブラジャーの洗濯方法について紹介してきました。
一口にブラジャーと言っても、その形状や素材によってさまざまな種類があります。
何よりも、ブラジャーには細部にまですぐれた技術がちりばめられていますので、それらをそこなうことなく、細心の注意を払って洗濯することが大切です。
一般にブラジャーの平均寿命は1年とされています。
お気に入りのブラジャーを少しでも長持ちさせるために、そしていつまでもおしゃれを楽しむために、上記の内容を参考してみてくださいね。
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