卒乳後は老け胸に?!ハリを取り戻すための出産後のバストケア


女性の人生の中で一大イベントともいえる「出産」。
命がけの出産を終えて、ようやく待ち望んでいた赤ちゃんとの生活がスタートするのが楽しみの反面…気になってくるのは妊娠前とは形やボリュームも変わってしまうバストではないでしょうか。
 
産後のバストの変化は、出産を終えて約3ヶ月頃から1年頃までにかけて、だんだんとバストダウンしていきます
 
気づけば、バストがしぼんでしまっていた?!なんてこともしばしば…。
 
若々しい妊娠前のバストを戻すには、早い段階でのバストケア対策が何よりの近道になります。特に授乳後のバストには念入りのケアが必要不可欠。
 
今回は、そんな多くの産後ママさんが抱えるバストの悩みを解決するために、卒乳後のバストケアやバストアップ方法をまとめてみました。ママさん必見です!

妊娠中にバストが大きくなるのはなぜ?授乳期までのバストの変化とは

妊娠初期から卒乳までにかけてバストは急激に変化していきます。ママさんの中には3カップほど大きくなる方もいらっしゃいます。
 
そもそもなぜ、妊娠するとバストは大きくなるのでしょうか。
すでにご存じの方もいると思いますが、赤ちゃんの栄養素となる「母乳」を作ることと関係してきます。

母乳を作る準備をするために女性ホルモンが乳腺を発達させる


バストの先端部分から出る「母乳」は、バストの中の乳腺組織から作られます。
 
女性のバストは、赤ちゃんを授かると「乳腺組織」が増殖・発達して、授乳できるバストになるための準備をするのですね。その働きによって、妊娠中のバストはハリのあるバストへ変化していきます。
 
この乳腺組織を発達させているのは「女性ホルモン」の役割。
2つの女性ホルモン“プロゲステロン”と“エストロゲン”は、お腹の中で赤ちゃんを育てるための役割を持つと同時に、乳腺を増殖・発達させる役割も持ちます。
 
さらに詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています。→女性ホルモンとバストの関係

乳腺が発達するとバストの大部分を占める脂肪も増える!

乳腺が発達することでバストにハリや弾力が出るとはいえますが、詳しく言えば乳腺がバストサイズに大きく影響している訳ではありません。
 
バストサイズが大きく変化する理由は乳腺が発達することに加えて、バストに付いた脂肪が増えることにあります。
 
実は、バストには乳腺組織を取り囲むように脂肪組織が付くという仕組みがあります。乳腺組織が発達・増殖することで、同時にバストの脂肪組織も増えていくのです。

エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増える
  ↓
母乳を生成する乳腺組織が増殖する・発達する
  ↓
乳腺組織の周りに脂肪組織が付く
  ↓
バストのボリュームが増す

バストの構造は、母乳を作る役割を持つ「乳腺組織」の他、約90%は脂肪組織から成り立っています。バストの大部分となる脂肪組織が増えることで、妊娠中のバストは大きく膨らみを持ち始めるのです。

妊娠中のバストは横に大きく広がっていく!

母乳を生成する乳腺組織が発達・増えて変化する妊娠中のバストは、バストの下半分が大きくなるという特徴があります。そのため、バストトップに向かって厚みを増していくのではなく、脇の方へ横に広がるように大きくなるのです。


バストは前へ前へ大きくなっていくものだと思っていたから、驚いた!妊娠中のバストの変化は、脇の方へと広がるように大きくなっていくんだね。
 
よくママさんが妊娠前のバストとは変わってしまった…という話は聞くけど、この横に広がるバストの変化と大きく関係してきそう!

卒乳後のバストは妊娠前とは違う!その理由を解説

妊娠中にせっかくボリュームアップしたバストですが、それを維持することはできません。母乳を作り出す役割がなくなってしまった卒乳後のバストは、だんだんと小さなっていくのです。
 
しかし、ただ小さくなってしまうだけではありません。
妊娠前と違って、貧相なバストになってしまった…という悩みを抱える女性も多いはず。その理由について解説していきます。

出産後のバストの変化

卒乳に向けて母乳の回数が減ってくると、母乳を作り出すための準備期間に大きくなった乳腺組織はだんだんと減少していく傾向にあります。それと同時に、妊娠中の膨らみを持ったバストからだんだんとボリュームダウンして行く傾向にあります。
 
人によって開きがありますが、妊娠中に大きくなったバストは、産後1年の期間かけて小さくなっていきます。
 
さらに、一度横に広がるように大きくなったバストは妊娠前のバストに形に比べて、離れ乳になってしまったり、下垂れがちのバストになってしまうこともあるのです。

しぼんだバストになる原因は皮膚が伸びてしまうことにあり


妊娠前のバストには戻らない理由は、バストは横に大きくなった形の変化だけではありません。
 
卒乳後のママさんが抱えるバストの悩みとして一番多いといわれているのがバストにハリがなくなり、しぼんでしまったという悩み。妊娠中から卒乳後にかけて急激に変化したことによって、皮膚が伸びてしまうことが原因です。
 
このように様々なことが重なってしまい、卒乳後のバストに対する悩みを抱える女性は多いのです。

ボリュームがなくなった
 
しぼんでしまった
 
垂れ下がってきてしまった
 
ハリがなくなってしまった

バストは、大きさだけでなく、形も重要なポイントです。
卒乳後バストサイズが同じCカップに戻ったとしても、妊娠前のCカップと産後のCカップでは見た目が大きく違ってしまうのです。

バストの変化には即急な対応が必要!二度と元に戻らないクーパー靭帯って?

美バストをキープするためにはもちろんですが、特に急激なバストの変化がある妊娠中・産後に気を付けておきたいのが「クーパー靭帯」と呼ばれる部分です。


クーパー靭帯とは、バストを引っ張って支えているコラーゲン腺維の束のこと。
そんなバスト表面の皮膚や筋肉と乳腺組織を繋ぐクーパー靭帯が、伸びたり切れてしまうとバストは下垂れしてしまいます。

しかしこのクーパー靭帯は、非常にデリケート。日常的な体の動きでバストが上下に揺れてしまうだけでも、伸びたり切れてしまうのです。
 
もし産後の急激な変化によってクーパー靭帯に影響すると二度とと再生することができないので注意が必要です。
 
クーパー靭帯を守るための対策は、美バストを維持するための対策と合わせて次のトピックで見ていきましょう!

妊娠前のバストを取り戻そう!美バストを維持するための対策

さて、ここからがいよいよ本題です。
妊娠前のバストに戻るために大切なポイントとなるのが「産後のバストケア」です。しかし、出産直後は体力は低下していたり、女性ホルモンが崩れやすくなっている時期でもあるため、激しい運動や女性ホルモンに働きかけるバストアップサプリは禁物です。
 
安定してくる時期になるまでは、本格的なバストケアではなく、バストの形崩れを防ぐ対策を取りましょう。

まずはバストサイズに合わせてブラジャーを変えること

バストが垂れ下がってしまう原因となるのは、クーパー靭帯が伸びてしまうことです。
上向きのバストをキープしている重要な役割を持つクーパー靭帯は、伸びてしまったリ、切れてしまうと、元に戻ることはできません
 
毎日欠かさず着けているブラジャーは、そんなクーパー靭帯の守る役割でもあるのです。


そのため、ブラジャーのサイズが合っていないと、クーパー靭帯に負担がかかってしまって、バストの形が崩れてしまいます。
 
まずは、垂れ乳を防ぐためにも「妊娠中~産後1年頃」のバストの変化に合わせて、ブラジャーのサイズも変えていくことが対策になります。
 
今では、マタニティブラと授乳ブラが併用できるブラジャーも発売されていますので、妊娠中~産後1年にかけて平均で2~3回ほど、ブラジャーサイズを変えると良いといえるでしょう。
 
子育てが忙しくて、頻繁に下着屋さんに行けない…というママさんは、まず自宅でブラジャーサイズを測ってみるのもおすすめです。
[blogcard url=”http://bust-bigaku.com/howto-bust-size/”]

体を動かさなくても出来る!バストマッサージ方法を取り入れる


バストアップ方法はいくつもありますが、出産直後は女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっていたり、体力も低下しているため、本格的なバストアップをすることで、身体の不調を引き起こしてしまうかもしれません。
 
そこで、身体に負担をかけずに行えるバストアップ方法としておすすめなのが「バストアップマッサージ」です。筋トレや運動のように激しく体を動かす必要もないので、身体をゆっくりと休ませる期間中にも取り入れやすいのではないでしょうか。
 
今回は、その中でも「①ハリ感をアップさせるマッサージ法」「②垂れ乳を防ぐマッサージ法」の2つをご紹介していきます。

1.ハリ感をアップさせるマッサージ方法


★マッサージ法
 
①左手は右バスト、右手は左バストで行うことがポイント。
   ↓
①手の平全体を使ってバストの外側から内側にかけてバストを持ち上げるように行う。
   ↓
③おわん型の丸いバストを作るようなイメージで10~15回程度繰り返す。

 

2.垂れ乳を防ぐマッサージ方法


★マッサージ法
 
①まず、右側のバスト上部に左の手の平をおく。
   ↓
②親指を除く4本の指で鎖骨の方へと上に押し上げていく。
   ↓
③反対のバストも同じように皮膚を伸ばすように押し上げる。
   ↓
④これを交互に10回程度繰り返す

バストアップマッサージは、お風呂上がりの血行の流れが良いタイミングに行うことをおすすめします。バストを優しく包み込むようにマッサージしていきましょう。

本格的なバストケアは卒乳後から始めよう!

妊娠前の若々しい美バストを取り戻すには、授乳期間が終わる「卒乳後」からが本番です。
 
卒乳を迎えたバストは、さらにバストダウンしてきます。
産後直後とは違って、赤ちゃんを育てるための身体作りが終わると、女性ホルモンは安定してくるようになり、バストアップが出来る環境になります。
 
赤ちゃんを育てるための母乳を出す役割が終わり、女性ホルモンが安定してくる卒乳後にバストケア方法を取り入れることがベスト
バストダウンの最終ラッシュが来る前にバストに働きかけることで、妊娠前のバストに近づけることができるといえるでしょう。もしくは、妊娠前のバストよりも魅力的な美バストになれるかもしれません。

ハリを取り戻すにはバストアップクリームが効果的

卒乳後から急激にしぼんでくるバストに、ハリ感をアップさせたいのであれば、「セサフラッシュ」配合のバストアップクリームが効果的です。
 
セサフラッシュとは、お肌のキメを細かくしてハリを与える効果のある美容成分です。
美容液などにも多く用いられており、「5分でしわを伸ばすことが出来る!」と、驚異的な即効性のある成分としても注目を浴びています


産後、授乳後のしぼんでしまったバストに最適な成分ともいえるセサフラッシュですが、セサフラッシュを含むバストアップクリームは、未だ多くは発売されていません。
 
そこでおすすめしているのが、あの有名な口コミサイト「@cosme」でも1位に輝いた実績を持つ“セサフラッシュ配合のクリーム”「ラ・シュシュ ナノプラス」です。

産後のバストケアに人気のクリーム!
ラ・シュシュ ナノプラス



定期価格:4,400円(税抜)
バストケア部門1位!ハリや弾力をアップ!産後のバストケアには最適なクリーム
 
口コミでも高く評価されているバストアップクリーム「ラ・シュシュ ナノプラス」。
配合成分「セサフラッシュ」の働きにより、しぼんでしまったバストにハリや弾力を与えて、若々しいバストへと導いてくれます。
 
さらに、バストだけの脂肪を増殖させる「ボルフィリン」が配合。バストの大部分を占める脂肪を増やすことが可能となれば、バストアップにも効果的だということ。卒乳後のバストケアにはピッタリのバストアップクリームなのです。
ふっくらとした上向きの美バストをキープするバストケアアイテムとしてもおすすめです。

バストの下垂れや離れ乳…シルエットを整えたい人は補正ブラがおすすめ

出産を終えてから1年頃になると、バストの変化が安定してくる傾向にあります。
バストの変化が終わった段階で取り入れるのであれば、補正ブラを着用してバストの形を整える方法もおすすめです。
 
卒乳後には、バストアップクリームでバストケアを。産後約1年後からは、補正ブラに乗り換えてもいいかもしれませんね。もちろん、併用することも効果アップに繋がります。
 
補正ブラのおすすめは、当サイト「バストアップ美学」の編集部“宮下”が実際に試した中から、厳選してご紹介していきます。

離れ乳・下垂れがちのバストにおすすめ
HEAVENJapan(ヘブンジャパン) / 離れ垂れへんブラ



販売価格:5,200円(税抜)

〈カラー全6色〉
サイズ:カップ(A~G) / アンダー(65~80㎝)
 
締め付け感が苦手な人な人にもおすすめ!垂れ乳・下垂れのための補正ブラ

下着ブランドHEAVENJapan(ヘブンジャパン)から発売されているのは、垂れ乳や下垂れに悩む女性のために作られた補正ブラ「もう離れ垂れへんブラ」です。
なんといってもノンワイヤー式で嫌な締め付け感がないのにも関わらず、バストを中心に寄せ上げる補正力を兼ね備えているところが魅力的なポイント◎!
 
すでに脇へ流れてしまったバストもしっかりとバストへと寄せ集めてくれます。実は、この補正ブラは楽天市場でも1位を取得している補正ブラ!口コミで高い評価を得ているのも一度着用してみると納得できます。
 
ちなみに楽天市場での購入は別途送料が発生してしまうので、公式通販サイトからの購入がおすすめです。(レビュー記載で送料無料)

産後のケアとしておすすめの補正ブラをご紹介しましたが、他のブランドの補正ブラも詳しく見たい!という方は下記記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
[blogcard url=”https://bust-bigaku.com/hoseibra-best3-kutikomi/”]

バストだけでなくボディのトータルケアをしたい人にはこんなアイテムも!


授乳後のバストだけでなく、たるんでしまったボディも合わせて引き締めたい!という人にはヤーマンから発売されている「キャビスパRFコア」がおすすめです。
 
みなさんは“キャビテーション”という言葉を知っていますか?

エステサロンでも導入されている方法で、特殊な超音波で脂肪細胞を震わせて破壊するという痩せ身に効果的なマシンです。キャビスパRFコアは、自宅でも簡単に行えるキャビテーションマシンで、ウエスト周りや二の腕、脚にはもちろん、フェイスにも使うことができます。

つまり、出産後のたるんでしまったボディを引き締めるには最適な痩せ身法ともいえます。


さらに、キャビスパRFコアだけの魅力的な特徴となるのは「バストモード」まで内蔵されているということ。
キャビスパRFコアには筋肉を鍛える「EMS」機能があり、その働きによって大胸筋を鍛えることができるのです。
 
大胸筋はバストの下に位置する筋肉であり、上向きなバストをキープしている土台ともなる役割。産後に低下した筋肉を鍛えて、下垂れがちのバストを上向きにする効果が見込めます。
 
キャビスパRFコアの効果や使用方法、お得な購入先は下記記事で詳しく紹介していますので気になった方はご覧になってみてください。
[blogcard url=”https://bust-bigaku.com/yaman-cavispa-bustmode-kutikomi/”]

お肌のケアと一緒!美バストを維持するには卒乳後のバストケアが大切です


妊娠中から授乳後にかけてダイナミックに変化してしまうバストに悩みを抱えるママさんは少なくはありません。さらに、20代後半からだんだんとバストのエイジングが始まり、バストが下垂してくる傾向があります。
 
女性の象徴ともいえる「バスト」は、下垂れしてしまったり、形が崩れてしまったりしてしまうと、ボディラインだけで老けた印象にさせてしまうのです。
 
出産や年齢を重ねても、いつまでも若々しいバストを保つには、お肌のエイジングケアと同じように、バストのケアが大切です。
 
いつまでも綺麗なママさんでいられるように、若々しいバストを保つために、毎日少しだけバストケアを取り入れてみてはいかがですか。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です