乳首の黒ずみにはハイドロキノンが効く!?使う前に知っておくべき注意点とは

乳首の黒ずみにはハイドロキノンが効く!?使う前に見ておきたい注意点とは

乳首の黒ずみで悩んでいませんか?頑固な黒ずみはどうすれば良いもの分からず、辛い思いをしている人もたくさんいるようです。

よく乳首の黒ずみには美白成分が効くと言われていますよね。じゃあ、強い美白効果を持つハイドロキノンだったら、頑固な黒ずみも綺麗になるのでは?と思うかもしれません。

でも、ちょっと待って下さい!
乳首にハイドロキノンを塗るときは、顔のシミケアで使うよりも注意が必要なんです。
 
そこで今回は、ハイドロキノンは乳首の黒ずみを解消することができるのか、なぜ乳首に使う時は注意が必要なのかなど、気になる情報をまとめていきます。おすすめの化粧品も紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

※この記事はコスメコンシェルジュ監修記事です。

コスメコンシェルジュ ディプロマ
コスメコンシェルジュとは「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選びだせるプロフェッショナル」です(日本化粧品検定協会参照)。

 

はじめまして!バストアップ美学編集部のバストケアを担当しております、コスメコンシェルジュの内田です。
 
今回は、美白成分の王様と言われる「ハイドロキノン」にフォーカスして、乳首黒ずみへの効果を解説していきたいと思います。これ以上、乳首の黒ずみを悪化させないためにも、使う前に注意してほしいポイントをチェックしてくださいね。

乳首の黒ずみに、なぜ美白成分のハイドロキノン?その理由とは

顔のシミケアによく使われるハイドロキノンですが、乳首の黒ずみにも効果があるものなのか気になりますよね。

ここからは、黒ずみができる原因や、ハイドロキノンの効果についてお話していきます。

乳首の黒ずみは「メラニン色素」が原因です

女性を悩ます”乳首の黒ずみ”は、遺伝的なものもあれば、そうではない場合もあります。特に女性は「授乳が終わって気が付いてみたら、乳首が黒ずんでいた」という悩みを抱える人は少なくありません。

黒ずむ要因は人によって様々ですが、根本的な原因はすべてメラニン色素です。


乳首の黒ずみの原因についてはこちらの記事をご覧いただきたいのですが、「メラニン色素」と聞いてすでに思い浮かんでいる人も多いはず。そう、乳首の黒ずみはシミと同じメカニズムなのです。

でも乳首は、シミの原因となる紫外線が直接当たる場所でもありません。

実は、紫外線だけではなく、外部からの刺激やホルモンバランスなど様々なことが原因で、メラニン色素は大量に発生してしまうのです。

乳首は体の中でも非常にデリケートな部分です。
だから下着の摩擦でさえも刺激となって、乳首の黒ずみの原因となる「メラニン色素」を大量に発生させてしまうんですよ。

メラニンの生成を抑える美白成分の役割


シミやくすみに悩む人は、美白効果のある化粧品を使ってケアを行っていく人がほとんどだと思います。
 
乳首の黒ずみも同じように、美白成分で解消することができるんです。

美白成分と呼ばれるものは、黒ずみの天敵となるメラニンの生成を抑える働きがある成分です。中には、すでに沈着したメラニンの排出を促す作用をもつものもあります。

そのため、シミと同じ「メラニン色素」が原因となる乳首の黒ずみにも効果的な成分となるのです。

美白成分が含まれた化粧品は、ドラックストアでも簡単に手に入るほど、今や身近なものだよね!
 
美白化粧品を使ってお手軽に乳首黒ずみのケアができるのなら、試してみたいな~♪

美白成分の王様「ハイドロキノン」とは

美白成分1つにもいろいろな種類がありますが、その中にハイドロキノンという成分があります。

ハイドロキノンは、美白成分の王様と言われるほど強力な美白作用を備えた成分です。一般的な美白成分に比べて、その効果は10~100倍にも至ると言われており、注目の美白成分としてもよく取り上げられています。

ハイドロキノンの具体的な作用は以下の通りです。

シミの原因であるメラニンを生み出す酵素・チロシナーゼの働きを阻害
 
メラニン色素を生成するメラノサイトの減少
 
皮膚に沈着したメラニン色素の還元

数ある美白成分の中でもメラニン色素の還元作用(メラニン色素を薄くする作用)があるものは、数えるほどそう多くはありません。

そんな他の成分にはない高い美白効果を持つハイドロキノンであれば、頑固な乳首の黒ずみも解消できるのでは?そう思いますよね。

ただハイドロキノンは強い作用を持つことから、強い刺激を与える成分でもあるので、使用する上で注意しなければならないことがあるんです。

ハイドロキノンを乳首に使う場合の注意点!

ハイドロキノンは強い作用を持つので、肌へ影響も起こり得ます。いくつかの副作用があることも分かっているので、注意が必要な成分なんです。

ハイドロキノンによる副作用の事例


ハイドロキノンの副作用にはどのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

体質に合わないとアレルギーを起こす場合があり、赤くなったり、腫れたりする
 
酸化したハイドロキノンを使って、肌が炎症を起こす
 
紫外線によって、シミが濃くなる
 
濃度の高いものを長期使用し続けると、塗った部分が白斑になってしまう

これだけの副作用があることが分かると、使うのがちょっと怖いですよね。
 
乳首の黒ずみを治すつもりでハイドロキノンを使って、白斑ができてしまったりでもしたら元も子もありません。 

ハイドロキノンは含有量が5%以上のものは、医薬品にあたいします。
高い濃度ほど副作用も出やすいので、専門の医師の診断が必要となるほど、使用上で気を付けなければならないのです。

このようなことから、デリケートな乳首に安易に使うものではないということが分かりますよね。

ハイドロキノンは、酸化しやすい成分です。酸化するとさらに強い刺激を与える成分に変化します。
 
なので、取り扱いにも十分に注意する必要があるんですよ!

乳首はとってもデリケート!ハイドロキノンが悪化の原因にも

ハイドロキノンは顔のシミケアに使う場合でさえ、これだけの副作用の事例が挙げられています。

それなのに、体の他の部位に比べて皮膚が薄く、神経がたくさんあるデリケートな乳首に使ったら、もっとトラブルが生じる可能性がありますよね。

また、先ほども説明したように、外部からの刺激が乳首の黒ずみにつながる場合もあります。
 
つまり、ハイドロキノンの強い刺激で、メラニン色素が発生してしまう可能性もあるということです。

美白効果だけに囚われている人もいるかと思いますが、特にデリケートな乳首には「肌に優しく安心して使えることが一番大切」とも言えるのです。

産後・授乳後の乳首の黒ずみケアには不向き


産後や授乳後にできてしまった乳首の黒ずみ。出産直後は自分のことを気にする余裕がないけれど、ふと気づいたら黒ずんでいたという人も多いことでしょう。

実際、「乳首の黒ずみ」は産後の悩みの中でも上位にくるほど、みなさん不安に思われているようです。

産後の乳首の黒ずみにはいくつか原因があります。

女性ホルモンの増加により、メラニン色素の生成を促す作用が高まる
 
授乳による刺激で、乳首を守るためにメラニン色素が作られる
 
赤ちゃんにおっぱいの場所を教える

これらが乳首が黒ずんでしまう原因ですが、特に出産や授乳には”女性ホルモン”が関係しています。
 
ホルモンの急な変化に伴い、肌のターンオーバーが乱れて、メラニン色素が定着しやすくなるのです。


産後は女性ホルモンが崩れやすく肌も敏感になりやすい時期です。デリケートな産後に強い刺激を与えては、トラブルが生じてしまう可能性があります。

だから、産後にハイドロキノンを使うのは、不向きなのでおすすめしません。


乳首の黒ずみには専用の美白クリームがベスト!

乳首の黒ずみには、何が一番安全で有効なのでしょうか。それは、ズバリ!乳首専用の美白クリームです。


乳首専用美白クリームの特徴は以下の通りです。

肌に優しい処方
 
高保湿成分配合
 
ハイドロキノンのように強い美白成分が使われていない

乳首専用の美白クリームは、デリケートな部分に塗るものなので肌に優しく作られています。ハイドロキノンと違って、副作用の心配もなく安心して使うことができます。

乳首黒ずみケアには、保湿成分がきちんと含まれているものを選ぶべし

様々な美白化粧品がある中で、乳首専用として発売されている美白クリームには、「保湿成分」が含まれているという特徴があります。
 
乳首は、乾燥しやすい部分でもあり、乾燥は乳首の黒ずみの原因になります。

乾燥によって角層の働きが低下し、刺激から守ることができなくなるため、メラニンを発生してしまい黒ずみになるのです。
 
また、乾燥によって痒くなることがよくありますが、痒みが刺激となって、メラニン色素を発生することもあります。

なので、デリケートで乾燥しやすい乳首のために作られた専用の美白クリームには、保湿成分がたっぷり配合されているのです。

このように、刺激が強いというハイドロキノンの欠点をしっかりカバーし、おまけに保湿効果にも優れている乳首専用の美白クリームは、繰り返す乳首の黒ずみにも効果的だと言えるでしょう。

なるほどー!
一般的に発売されている美白クリームと何が違うの?と思っていたけど、乳首のことを考えて「肌への優しさ」「乾燥から肌を守る」この2つを重視して作られているんだね。

 

美白成分が含まれていることは大前提ですが、乾燥していたり、強い刺激を与えてしまったりすると、良くなるはずだった乳首の黒ずみも悪化してしまいます。
 
特にデリケートな乳首だからこそ、正しい知識を持った上で選ぶことが重要です!
 
乳首専用の美白クリームも、色々あって何を使えばよいかわからないという人に、1つおすすめのものを紹介していきます。

コスメコンシェルジュ推薦!乳首の黒ずみケアにおすすめの美白クリーム

HAKUBI(ハクビ)


通常価格:8,900円+税
定期初回:実質0円(送料別途650円)
→2回目以降:5,980円+税
 
有名な口コミサイトで、乳首専用の美白クリームとして1位掲載された実績を持つ「HAKUBI(ハクビ)」。
 
他にはないハクビだけのおすすめポイントとなるのは、「アスタキサンチン」が配合されているということです。
 
高級美白化粧品にも使われているアスタキサンチンは、ビタミンCの約550倍以上の高い抗酸化作用を持つと言われています。外部からの刺激から乳首を守り、繰り返す乳首の黒ずみを予防する効果が期待できると言えるでしょう。


美白成分 特徴
プラセンタエキス 肌のターンオーバーを正常に整える働きがあるため、メラニン排出を促進させる他、キメやハリを与える効果も。

また、厚生労働省からきちんと効能が認められた美白有効成分として「プラセンタエキス」が配合されています。
 
ただ乳首の黒ずみを予防するだけでなく、すでに発生したメラニンにもWアプローチしてくれるという点が、ハクビの最大の魅力的ポイント!
 
さらに、シロキクラゲといった高保湿成分も配合されているため、乾燥を防ぐと同時に”ぷるん”としたハリのあるバストトップへ導いてくれる効果も期待できますよ!

バストアップ美学では、ランキング形式で乳首専用の美白クリームを紹介していますので、気になる方はこちらをご覧下さい。
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まとめ

今回は乳首の黒ずみについてお話していきました。

美白成分の王様と言われるほど、高い美白効果を持つハイドロキノンですが、同時に副作用の危険性もあります。
 
特に乳首はデリケートな部分となるので、美白効果だけに囚われて安易に使うのはおすすめできません。
 
そんなデリケートな乳首のケアには、やはり専用の美白クリームが最適です。
黒ずみには乾燥から守ることも大切なので、美白成分と保湿成分を兼ね備えた乳首専用の美白クリームは救世主と言えるでしょう。

続けて使用することが大切なので、すぐに黒ずみが治らなくても継続してケアしてみて下さい。