豊胸手術について教えてください。【術式別のメリット・デメリットまとめ】


「豊胸手術」とは、バストを大きくする手術です。
 
長年抱えていたコンプレックスを解消したい…
憧れの大きい胸を手に入れたい…
女性としての魅力を感じてほしい…

悩みを解決するために、豊胸手術で確実に胸を大きくしたい!と考える人も少なくはありません。
 
でも実際に豊胸手術で胸を大きくしたいと考えた時に、どのような手術を行うのか、またどの種類がいいのか、自分が理想とするバストになれるのか、様々な不安が押し寄せてくる人も多いはずです。
 
大きな決断だからこそ、まずは豊胸手術のことを知ることが大切。
今回は、そんな不安を解消するために、豊胸手術について知りたい情報を詳しくまとめました。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

豊胸手術の種類と方法について知ろう

胸を大きくする豊胸手術は、1つの方法ではありません。
クリニックによって手術内容が異なってきますが、一般的にクリニックで受けられる豊胸手術は、主に下記の3種類あります。
 
まずは、どのような手術方法があるのかを解説していきますね。

ヒアルロン酸注入法

メスを使わないプチ豊胸「ヒアルロン酸注入法」
 
注射器を使ってヒアルロン酸をバストへ注入する方法です。
メスを使わないためダウンタイム(術後回復するまでの期間)が短く、手軽に出来るプチ豊胸として知られています。
ただし、効果は半永久的なものではなく、約半年~2年ほど経つと体内に吸収されてしまいます。

シリコンバッグ挿入法

歴史のある施術方法「シリコンバッグ挿入法」
 
脇下やアンダーラインの一部を切開してシリコンバッグを挿入する方法。
希望のサイズに合わせたバッグを胸に挿入することが出来るため、一度に大幅なバストアップも可能となります。
往来のシリコンバッグに比べて、形崩れや破損事故のリスクは少ないものの、安全性を考えると10年に1度の取り換えが理想とされています。

脂肪注入法

痩身効果とバストアップが同時に叶う「脂肪注入法」
 
自分の脂肪をバストへと注入するため、バストアップと同時に気になる部分の脂肪を減らすことも可能となります。
脂肪が定着すれば半永久的に持続するが、定着しなかった脂肪は体内に吸収されてしまうため、術後のサイズが予想しにくいといった特徴があります。

それぞれの特徴は?術式別のメリットとデメリット

3種類の豊胸手術には、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
 
人それぞれでバストの形や大きさが違うように、コンプレックスを解消する、理想とするバストに近づくためには何を求めるのか、施術を選ぶ視点も異なってくることでしょう。
 
そこで、種類別の特徴を大きく3つの項目に分けてご紹介していきます。

・効果が持続する期間
・術後の仕上がり
・ダウンタイム

メリット・デメリットとなる部分を知ることで、自分にピッタリの施術を見つけ出すことが出来るかもしれません。

1.効果が持続する期間


ヒアルロン酸注入法 シリコンバッグ挿入法 脂肪注入法
期間 約半年~2年 半永久的 半永久的

▼ 【ヒアルロン酸注入法】効果は一時的なもの

豊胸手術の中で一番のお手軽さがメリットとなる“ヒアルロン酸注入法”ですが、継続する期間は一時的なものとなってしまいます。
本格的なバストアップを望んでいた人には、脂肪注入法やシリコンバッグ挿入法をすれば良かったと感じてしまうかもしれません。
 
期間限定でボリュームアップしたい、まずはバストのフォルムを見てみたいという人におすすめされている施術のようです。

▼ 【シリコンバック挿入法】半永久的に持続する

シリコンバッグ挿入法は、一度バストへ入れれば半永久的に効果が持続します。
 
往来のシリコンバッグに比べて、形崩れや破損事故といったリスクは少ないものの、安全性を考えると10年に1度の取り換えが必要といえるでしょう。

▼ 【脂肪注入法】脂肪が定着すれば半永久的

脂肪注入法で効果が半永久的に持続するのは、バストに定着した脂肪に限ります。
この場合、定着しなかった脂肪は体内に吸収されてしまうため、定着率が良い施術を選ぶことが重要となります。
特に、美容医療はクリニックによって施術内容が異なってくるため、安いからという理由では判断できないといえるでしょう。
 
豊胸手術にかかってくる費用については、こちらの記事(豊胸手術の種類別にかかる値段とは?クリニック別に調べてみた)でも紹介していますので、参考にしてみてください。

2.術後の仕上がり

ヒアルロン酸注入法 シリコンバッグ挿入法 脂肪注入法
カップサイズの目安 0.5~1カップ 1~3.8カップ 0.5~2カップ
希望するサイズに出来るか
柔らかさ
バストの自然な動き

▼ 【ヒアルロン酸注入法】見た目は自然だが硬さが目立つ

ヒアルロン酸注入法は、バスト以外にも顔のシワやほうれい線の解消法としても取り入れられている施術ですが、豊胸に使うヒアルロン酸の種類は異なります。
 
ヒアルロン酸は柔らかいというイメージが付いてしまいがちですが、豊胸用のヒアルロン酸は粒子が大きいため“思っていた以上に硬かった”と感じる方も少なくはないようです。硬さが目立ってしまう粒子の大きいヒアルロン酸ですが、吸収されにくいため長く持続しやすいメリットがあります。

▼ 【シリコンバッグ挿入法】大幅なサイズアップが可能だが自然さは△

確実なサイズアップ、尚且つ大幅なボリュームアップが出来る“シリコンバッグ注入法”ですが、他人にバレやすいイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、最近ではシリコンバッグの改良を重ねて「感触や動き、見た目」が自然になってきています。
ヒアルロン酸注入法や脂肪注入法に比べると、不自然さは勝りますが、安定したサイズアップが出来るという点はシリコンバッグだけのメリットといえるでしょう。

▼ 【脂肪注入法】動きや感触も自然な仕上がり

脂肪注入法は、3種類の豊胸手術の中で最もバレにくい施術だと言われています。
自分の体についている脂肪そのものを注入する訳ですから、触り心地や動きも自然です。
 
ただ、自然な仕上がりになるまでには、脂肪が定着するまでの約1ヶ月ほどの期間があります。

3.ダウンタイム


ヒアルロン酸注入法 シリコンバッグ挿入法 脂肪注入法
痛み 筋肉痛のような痛み…約2日~3日 強い筋肉痛のような痛み…約1ヶ月 強い筋肉痛のような痛み…約3日~1週間
内出血や腫れ 約2~3日 腫れ…約1~2週間
内出血…約2~3週間
腫れ…約1~2週間
内出血…約2~3週間
傷跡 注射跡…約1~2週間 切開約4㎝程度…約3~4ヶ月 注射跡(注入箇所)…約1~2ヶ月
切開約1㎝未満(吸引箇所)…約2~3ヶ月
術後の休暇 約1日間 約2週間 約3日間

▼ 【ヒアルロン酸注入法】翌日からデスクワークが可能

他2つの豊胸手術に比べて、最もダウンタイムが少ないのが特徴です。
施術自体も約15~30分で終わるため、カウンセリングを受けた当日に施術を受けることが可能なクリニックもあります。プチ豊胸と言われるだけあって、気軽に受けやすい施術といえるでしょう。
 
術後の腫れや内出血がないという訳ではありませんが、動けないほどの痛みはありません。
痛み止めを飲めば翌日からデスクワークが可能です。

▼ 【シリコンバッグ挿入法】長期お休みが必要

シリコンをバストに入れていく訳ですから、メスを使って約4㎝ほどの切開をする必要があります。脇下やアンダーライン部分から切開していくため、傷跡は目立ちにくい箇所となりますが、術後に強い痛みを伴います。
 
人によってダウンタイムは異なりますが、痛みがひどい方だと“睡眠も満足に摂れなかった”とおっしゃる方もいます。術後数日間は、ベッドで安静に出来る環境を作っておく必要があるといえるでしょう。
 
お仕事の休暇としては、最低でも2週間程度。約1ヶ月も経てば、日常生活に影響がない程度まで回復するといわれています。

▼ 【脂肪注入法】数日間お休みが必要

脂肪注入法は、バストに注入した箇所だけでなく、脂肪吸引した箇所(主にお腹周り、お尻、太もも)の痛みも伴います。
シリコンバッグ挿入法に比べるとダウンタイムが短いですが、痛みはバストよりも脂肪吸引した箇所の方が強く、“強い筋肉痛”と表現している人もいらっしゃいます。
 
術後数日間のお休みが必要となります。
デスクワークであれば、約3日後から可能です。
 
約1㎝未満の傷跡(脂肪吸引した箇所)は、約1ヶ月後には赤い傷跡となり、約2~3ヶ月経てばほとんど目立たない程度になります。

目的に合わせた豊胸手術!自分に合った種類はどれ?

豊胸手術と言ってもそれぞれの種類によって、特徴は全く違います。
満足する結果に繋がるには、この中から自分に合った方法を見つけなければなりません。
 
しかし、それぞれにメリット・デメリットとなる要素は必ずしもあり、結局のところどれがいいのか迷ってしまうという方もいらしゃるのではないでしょうか。
そこで3種類の豊胸手術のメリット・デメリットを踏まえた上で、目的別におすすめの豊胸手術の種類をご紹介していきたいと思います。

お手軽さを求めている人は【ヒアルロン酸注入法】

施術時間・ダウンタイムが短い
 
見た目は自然
 
メスを使わない・傷跡が残りにくい
 
× 効果が一時的である(約半年~2年)
 
× 想像以上に硬さが気になる

お手軽さを求めているのであれば、プチ豊胸手術として知られる「ヒアルロン酸注入法」がおすすめといえるでしょう。

ヒアルロン酸注入法は、ピンポイントで注入することが出来るため、幅広いバストデザインが可能となります。
ボリュームアップはもちろん、デコルテ部分のリフトアップや左右のバランスの修正など細かいニーズに合わせて注入量や箇所を選ぶことが出来ます。

一番のデメリットとしては、時が経てば体内に吸収されてなくなってしまうということ。
再度ヒアルロン酸注入をすることも可能となりますが、結果的に高い費用がかかっていた…なんてことにならないように注意する必要があるといえるでしょう。
 
(ヒアルロン酸注入法について詳しく知りたい人は下記の記事へ)
[blogcard url=”https://bust-bigaku.com/hyaluronicacid-cosmeticsurgery/”]

バストサイズを重視したい人は【シリコンバッグ挿入法】

安定したサイズアップが可能
 
1回の施術で大幅なサイズアップが出来る
 
半永久的に持続する
 
× ダウンタイムが長く、術後の痛みが強い
 
× 触り心地がやや硬い
 
× バストの形・動きが不自然になることもある

どのくらいのバストサイズを叶えたいか、明確になっている人は、シリコンバッグ挿入法が向いているといえるでしょう。
  
シリコンバッグには、形や素材などにおいて様々な種類があり、どのようなバストにしたいのか希望に合わせて選ぶことが出来ます。1回の施術で大幅なボリュームアップが可能となり、安定したサイズアップが可能となります。

往来のシリコンバッグに比べて安全面での改良を重ねているものの、破損事故や形崩れなどのリスクはないとは言い切れません。効果は半永久的に持続しますが、安全性を考えると取り換えは必要といえます。
 
メスを使った大きな施術となるので、強い痛みもあります。再び摘出手術とシリコンバック挿入法を受けなければならないということを把握しておく必要があるといえるでしょう。

自然な仕上がりを求めるなら【脂肪注入法】

定着すれば効果は半永久的
 
見た目や触り心地が自然な仕上がり
 
同時に気になる脂肪を減らすことが可能
 
× 術後のカップサイズが予想しにくい
 
× 痩せ身の人は受けられないこともある
 
× 一気にサイズアップは難しい

周りにバレたくない、より自然な仕上がりを求めている、という方は脂肪注入法が向いています。

脂肪が定着すれば、柔らかい触り心地を再現するだけでなく、半永久的に効果は持続します。
さらに、自分の脂肪を吸引してバストに注入していくため、バストアップと同時に痩身効果も得られる施術となります。

しかし、定着しなければ体内に吸収されてしまうため、術後のカップサイズが予想しにくいという欠点も。
 
脂肪注入法の種類によって、この定着率が大きく変わってきますので、事前に脂肪注入法についての知識を深めておくことをおすすめします。
 
(脂肪注入法の種類や流れ・リスクについては下記の記事でご紹介しています)

[blogcard url=”https://bust-bigaku.com/houkyou-clinic-sibou/”]

まずは無料カウンセリングで話しを聞いてみることから

今回は3種類の豊胸手術を目的別にご紹介しましたが、実際に自分に合った施術なのか、希望とする仕上がりになるのか、を自分自身で判断するには限界があります。
 
まずは専門的な知識を持つドクターに相談してみることから始めてみると良いでしょう。
 
▼無料カウンセリングが受けられる「ザクリニック」


豊胸手術のひとつ脂肪注入法の症例数は2,800症例、ベイザー脂肪吸入は7,100症例と経験豊富なドクターが揃うザクリニック。その実績や経験から全国のドクターが技術を学びにくる指導機関でもあります。
 
≪全国5院:東京・横浜・名古屋・大阪・福岡≫

カウンセリングでは、自分の希望とするイメージやバストに抱えている悩み、不安に思うことを伝えた上で「悩みに合った施術の提案や施術の流れ・仕上がり・見積もり費用」といった具体的な提案をしてもらうことが出来ます。

一度カウンセリングを受けたからといって必ずしも施術を受けなければならないという訳ではないので、資料を家に持ち帰ってじっくり検討してみるといいですね。


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