「締め付け感が苦しい…」、「呼吸がしづらくなって辛い…」という理由で、ブラジャーに対して苦手意識を感じたことはありませんか?そういった理由から、家ではノーブラで生活しているという方も多いことでしょう。
しかし、仕事や外出時には、さすがにノーブラで出掛けるわけにはいきませんよね。
ならば、ブラジャーと無理なく上手に付き合っていく方法を考えてみませんか?
この記事では、ブラジャーが苦しい原因と改善方法を紹介。
ブラジャーは苦しくて苦手だという方も、なぜ苦しくさせているのかという原因を知ることで、ストレスのない快適な毎日を送ることができるはずです。
ブラジャーが「苦しい」「きつい」と感じている女性は8割以上?!
みんなが当たり前のように付けているブラジャー。「苦しいのは私だけなの?」って、思っていませんか?
実は、2015年に行われたワコールのアンケート調査では、『ブラジャーを着けるとき、着けている最中に思い当たることはありますか?』という質問に対して、8割以上の女性がストレスや違和感を抱えていると回答。
【調査概要】
調査期間:2015年1月9日~11日 調査方法:インターネット 調査対象:関東・中部・近畿在住の20~54歳 男女各546人(計1,092人)
出典:株式会社ワコールのアンケート調査
その中には、『締め付けられて苦しいから』、『肩紐・ワイヤーが食い込んで痛いから』といった回答もありました。
さらに、ブラジャーに対してストレスを感じている女性の多くは、「どうしようもできないから諦めている…」、「付けなければいけないものだし仕方ない…」と感じているようです。具体的な解決策を知らないまま、ストレスを抱え続けてしまっていることが分かりますね。
もしかしたら、身近な仕事の同僚や仲の良い友達も、ブラジャーに対するストレスを抱えているかもしれません。
自分に合ったブラジャーを正しく着用することが基本!
ブラジャーが苦しい・きついと感じる原因の一つに、ブラジャーを正しく着用できていないということが挙げられます。自分では毎日“当たり前”になっていた着用方法が、実はブラジャーの苦しさを加速させてしまっているかもしれないのです。
ブラジャーの着用方法をほんのちょっと変えるだけで、今まで感じていた苦しさが解消されるなら…試してみる価値があると思いませんか?
まずはブラジャーの着用方法をおさらいしてみよう
普段どのような手順でブラジャーを付けていますか?
「肩ひもに腕を通してから、後ろのホックを止めるだけ…」という方も多いですが、実はこれだけでは正しい着用方法・手順を守れているとは言えません。
そこで、ブラジャーの正しい着用方法をご紹介していきます。自分の着用方法が合っているかどうか確認してみてください。
(2)カップのワイヤーを胸の下にあてる。そのまま軽く持ち上げ、背中のホックを止める。
(3)右手で右側のストラップを軽く持ち上げ、左手で脇の肉を中央に寄せる。反対も同様に。
(4)前傾姿勢から体を起こす。背中のアンダーベルトは、肩甲骨の下あたりまで下げる。
(5)肩ひもは指1本分くらいの余裕を残し、締めすぎず緩すぎないように調節する。
毎日当たり前のように付けているブラジャーですが、意外にも正しく付けられている方は少ないもの。
上記で紹介した着用方法は、最も一般的で簡単な手順です。
より詳しい着用方法や着用時の注意点・コツをマスターすれば、ブラジャーの苦しさも軽減されることでしょう。
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自分に合ったブラジャー選びは至難の技!月に1回はサイズを測ること
自分にとってベストなブラジャーを選ぶ上で一番大切なのは、“ブラジャーサイズ”です。
当然のことですが、自分の胸よりも小さいブラジャーを付けていると「ブラジャーを付けた時に苦しい」、「アンダーベルトや肩ひもの締め付け感が苦しい」といった問題が生じます。
些細な体重の変化によっても変わるので、月に1回はサイズを測るようにするのがベストです。
常に今の自分の身体に合ったブラジャーを着用すれば、ブラジャーのストレスも軽減されるはずです。
多くの場合、お店のフィッターさんなどに正確なサイズを測ってもらうのですが、「サイズだけ測りにいくのはちょっと…」、「胸を見られるのが恥ずかしい…」という方もいるはず。そんな方は、下記の“自宅でできるバストサイズの測り方”を参考にしてみてください。
[blogcard url=”https://bust-bigaku.com/howto-bust-size/”]
苦しい原因はブラジャーではない?実は「肋骨」に原因がある可能性も
正しい着用方法を守り、サイズの合ったブラジャーを付けているはずなのに、それでも苦しいと感じる方は、ブラジャー以外の原因が隠れているかもしれません。
下記では、ブラジャー以外のことで当てはまると思われる原因を解説していきます。何を試してみてもダメだったという方は、是非一度目を通してみてください。
「肋骨」が開いていると、アンダーバストを圧迫してしまう!
お店のフィッターさんに測ってもらい、正しいサイズのブラジャーを付けているのに、時間が経つと息苦しさを感じてしまう…。
そんな方は、肋骨(ろっこつ)が開いて膨らんだ状態(呼気時)になっているかもしれません。
姿勢が悪くなってしまうと、肋骨がだんだんと下に降りてきて、自ずと肋骨が開いてきてしまうのですね。
そこに加えて、ブラジャーのアンダーが肋骨を圧迫すると、余計に息苦しさがひどくなってしまいます。
ブラジャーが息苦しいと感じた時に、ホックを外側にしても効かない理由は、アンダーそのものが肋骨に圧迫を与えているからかもしれません。
開いた「肋骨」を閉じるには、腹式呼吸を意識しよう
肋骨が開いた状態は「胸式呼吸」になりやすく、その状態で息を吸うとアンダーバストが膨らんでしまいます。
緊張やストレスで開いてしまった肋骨を元の位置に戻すには、腹式呼吸で呼吸を整えるようにしましょう。
この手順を10~20回繰り返しましょう。慣れないうちは5~8回くらいでOKです。仕事や外出先などでブラジャーを外せない時は、この腹式呼吸で肋骨の膨らみをおさえてあげましょう。
ワイヤーやストラップの締め付けが嫌!そんな人にはノンワイヤーブラがおすすめ
“ブラジャーが苦しい”という悩みを抱えている方の中には、そもそもワイヤーや肩ひもの締め付け感が嫌いという方も多いのではないでしょうか?そんな方には、ワイヤーが入っていないノンワイヤータイプのブラジャーをおすすめします。
つけ心地楽ちん!ノンワイヤーブラとは?
普通のブラジャーであれば、カップ下に金属ワイヤーがあります。その金属ワイヤーがノンワイヤーブラにはありません。
そのため、ワイヤーがあたって痛い・締め付け感が苦しいといった問題を軽減させることができます。
「軽くて楽な付け心地が好き」、「一度使うとワイヤー入りブラには戻れない」といった意見が多く、ノンワイヤーブラは幅広い世代の女性たちを虜にしているようですね。
また、最近では可愛いデザインのものも増えており、ワイヤー入りブラに負けないデザイン性でも人気です。苦痛だったブラジャーが、快適なアイテムに変わるかもしれませんよ!
ノンワイヤーブラでも適度なサポート機能を持つものを選ぶことが肝心!
なぜなら、バストを下から支える力が弱いため、立っている状態のバストを支えることができずに、形崩れの原因となってしまうこともあるからです。(→ノンワイヤーブラで胸が垂れてしまう原因)
そのため、ただノンワイヤーブラを選べば良いという訳ではなく、バストの型崩れを防ぐサポート力・補正力を持つものを選ぶようにしましょう。
特に、アンダーが体のラインに沿っていて、背中や脇のお肉を胸に集めやすいものがおすすめです。
ワイヤーがない分、少し固めでしっかりとした素材のものを選ぶとなお良いでしょう。そうすることで、ワイヤー入りブラと変わらない綺麗な盛れ感を手に入れることができます。
バストアップ美学編集部おすすめ!ノンワイヤーブラ
販売価格:5,200円(税抜)
カラー:全6色
サイズB~G / 65~80
※返品交換無料(条件あり)
背中・脇のお肉がスッキリ!垂れ乳予防や育乳バストアップも叶う、HEAVENJapanの「もう離れ垂れへんブラ」。立体的なデザインで、綺麗な谷間を作りながら、胸の横広がりをおさえてくれます。
アンダー部分にはゴムを内蔵しており、締め付け感・苦しさゼロの快適な付け心地を楽しむことができるのです。
さらに、ノンワイヤーブラが苦手とする補正力をアップさせるため、モダール・ハードパワーネット・マーキ・トリコット・レースの5重層となっています。
ワイヤー入りブラに負けない安定感・安心感で、バストが大きい女性でも使いやすいです。
全6色展開という豊富なカラーバリエーションも見所で、上品かつシンプルなデザインに惚れる女性も多いとのこと。機能的なノンワイヤーブラを探している方におすすめの商品となっています。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、ブラジャーが苦しくなる原因だけでなく、その改善方法やおすすめのブラジャーまで詳しく紹介してきました。
自分に当てはまる原因が、意外なところにあったという方も多いのではないでしょうか。ブラジャーの苦しさや締め付け感を放っておくと、バストの崩れ・バストの垂れに繋がる可能性も。
是非、紹介した改善方法を試し、ブラジャーで悩まない毎日を手に入れましょう。
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